赤石の陰謀 - スコとアメショと時々あいおんぬ
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赤石の陰謀~第八話~

忘れていません、『赤石の陰謀』 絶賛連載中~・・

前回までのストーリーはこちら


 


そこにはfubufubu総統が立っていた。


「間に合ったか・・」


総統はそう言い、Alstonの方へ静かにそして彼を押さえ込むような視線を向けた。


「困りますね、Alstonさん。ここは貴方が来る場所ではない。
 お引き取り願えますか?」


Alstonの顔は真っ赤になっていた。


「ど・・どういう意味ですか?
 僕が愛子さんに会いに来て何が悪いんだ!」


「その理由を今更私が話す必要がありますか?
 それは貴方が一番分かっていらっしゃるでしょう?」


私は二人の会話の意味がなんとなく掴めてきた。
と同時に今までの事件の謎の複雑な糸がほどけていく感覚を掴んだ。


す~らんが亡くなったのを発見したのはAlstonであり、爆発事件の現場に
居合わせ、かつその直後行方をくらましていたのもAlston・・。


「Alstonさん、残念ながらもう言い逃れは出来ません。私達
 クロマティガードは本事件において貴方をずっと監視させて
 いただいておりました。」


総統は丁寧にかつAlstonを威圧するようにそう言った。


「素直に私についてきてください。」


そう言って、総統がAlstonの手を取ろうとした瞬間、
彼はすばやく腰のポケットから銃を取り出し、総統に向けて発砲した。


三人の時が止まった。。


静かに膝から崩れ落ちる総統。私は無意識の内に総統を受け止めるべき
床に落ちてしまう前に彼を抱きとめた。


胸ポケットのクロマティガードの紋章の刺繍から、静かに血が滲み出し、
やがて大きな水溜りのように、総統の胸を真っ赤に染めた。


忘れていた、いや忘れなければいけなかった記憶が私を襲う。
涙など無くしてしまったと思っていたのに、何処からともなく
涙が溢れ出してくる感覚が自分を襲う。


「あ・・あいこ・・・」


最後の力を振り絞り、何かを言おうとしている。
口の動きを必死で読み取ろうと、耳を彼の口に近づけた。


「か・・かた・・」


「かた?」


彼は渾身の力てで手を持ち上げ、私の肩を指差した。


「肩か。肩がどうしたんだ?」


そう言うと私のこめかみに冷たいものがあたった。
Alstonが私に銃を向けていたのだ。


「愛子さん、もういいですか?僕は貴方を連れて帰らなきゃいけないんだ。
 悪いけど、ラヴシーンを見てる暇はないんだ。」


今まで見た事もない冷笑を浮かべるAlstonが、拳銃の引き金を引きながら
そう言った。


「Al・・何がどうなって、こんな事をしているのか私には
 理解できないが、私を殺したいのか?」


「いあ~、愛子さん死んじゃうと僕まで死んじゃうから、それは
 ないですよ。ただ、暴れないように少し傷は付くかもしれませんけどね。
 だから、少し我慢してくださいね」


そう言って、彼の手に力が入ったのが私のこめかみを通じて感じられた。


その瞬間、パーンという音と共にALが大きく後ろに向って転倒した。
私は一瞬何が起こったのか理解できなかったが、それが総統の手にある
拳銃から放たれたものである事に気付いた。


敢えて外したのか、外れてしまったのかは不明だが
その銃弾がAlstonの命を捕らえるには至っていなかった。
Alstonはゆっくりと起き上がりながら、肩を押さえ再びこちらに
向って歩いてきている。
総統の銃弾はAlstonの肩を捕らえただけに終わってた。


「fubufubu総統。僕は貴方みたいに正義感に燃えている人種が大嫌い
 なんだ。あんたみたいな人がいるから、僕みたいな妖族は、いつまで
 経っても日の目を見る事ができないんですよ。」


そう言って、再び拳銃を総統に向け今度は間を空ける事なく


パーン、パーン


と二発撃ち放った。
一発は胸、そしてもう一発は頭を見事に捕らえていた。


私はなす術もなく、その惨劇を見ていた。
私の手の中で、完全に息絶えてしまった総統がいた。


一体誰がこんな形で実の父を失うと予測出来たであろうか。


私の心がまた一つ、音を立てて壊れた気がした。



                    次回へ続く。。

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勝てるかな?
おきにぃ

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